最近「過還元はないんですか?」とか「過還元ってなんですか?」というお問い合わせを多く頂きます。
結論からいうとあります。
実際過還元された髪を扱ったこともありますし…というか皆さんもあるはず(笑)
まずはこちら弊社協賛の日本毛髪ケラチン協会から新しい動画が配信されました。
まずはこちらみてくださいね♪
※内容が良ければ高評価&チャンネル登録お願いいたします。
動画内でも説明がありましたが、毛髪に還元剤が浸透すると平衡反応が起きます。
①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR
②KSSR+RSH⇄KSH+RSSR
還元剤が多いほど右辺への生成量が増えます。
つまり還元剤が多いほどSS架橋は切断されKSH(1/2)とミックスジスルフィドが増えます。
KSH(1/2シス)が増えるとカールが付きやすかったり、癖が伸ばしやすいという状態になります。
ここで何が不味いかというとミックスジスルフィドが過剰に生成されると元に戻れるSS架橋率が低くなってしまいます。
その時は綺麗に仕上がるかもしれませんが、繰り返し過剰な還元…つまり過還元を繰り返すとパーマや矯正が掛かりにくくなっていきます…思い当たることありますよね。
正確に言うなら過剰なミックスジスルフィドの生成…過ミックスですね(笑)
よく誤解されるのが過還元=ビビリですが、過還元でビビリは非常に起きにくいです。
スピエラに毛髪を1カ月付け込んだままでも髪はビビリません。
GMTはね…ちょっとブヨっとする…まぁ通常1カ月も置かないし1時間くらいなら全然平気です。
ビビリが起きやすくなるのはアルカリによる過軟化と熱による急激な過収縮です。
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