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システアミン濃度とpH

Ba-Baさんからのお問い合わせを一部抜粋します^^;

「…こちらの中性システアミンを紹介されていたブログを拝見しましたが、どれくらいのウェーブが出るのかもっと分かりやすい写真はありませんか?…P.S営業では○○のコスメハードタイプをメインで使ってます。」

というご意見を頂きましたので、こんな感じで検証しました^^;

左半頭:某コスメカーリング剤 pH9.2 システアミン濃度1.8%

右半頭:Libra Carl 7    pH7.0 システアミン濃度5%

※“Libra Carl 7”はpH7の中性でシステアミン濃度7%ですが、サンプルの在庫が無くなってしまったので、システアミン濃度5%のサンプルで検証します^^;サロンワークでは精製水で3割ほど希釈したシステアミン濃度5%で検証したと思ってください。

①一剤塗布後加湿5分の自然放置5分の計10分。

②中間水洗。

③ファイマックスー750(φ型ケラチン)を精製水で10倍希釈したもので中間処理。

④ヘマチン塗布でケラチンを架橋。

⑤バッファ剤…φ型の酸縮合による高分子化の為。

⑥ブロム酸を7分の2度付け。

↑ウェット状態…うん、やはり画像だと分かり難いけれど左半頭のアルカリコスメの方がしっかりとしたリッジが出てる。

↑スタイラーでブワァ~っとドライ…う~ん、やっぱり画像だと分かり難いけれど左半頭のアルカリコスメの方がリッジがしっかりと出ました。でも、パッと見はあまり差異は感じられないかな^^

触った感じは左半頭の方が若干の硬さとパサツキを感じますが問題は無いレベルです。右半頭はシステアミン独特の柔らかさがしっかりと出て良い感じです。

同じシステアミンでもアルカリに頼らずに中性でここまでの結果が出ます。

注意点とすれば、いくら中性域でもシステアミン濃度が約2.8倍も濃いので、しっかりと中間水洗をして還元剤を流しましょう!!

Ba-Baさん、こんな感じの検証で良かったでしょうか^^;?





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