化粧品原料メーカーにもよりますが、一つの原料を卸すと、その成分に関しての特徴・性質・検証データや製品ごとの骨格処方の目安などが何十ページにも記された資料がドサッと届きます。
特許絡みの研究データなので、高卒の脳みそで理解するには毎回かなりの時間を要します@@;
…って前置きはどうでもいいか^^;
WECO BASEには製品に配合する前のいわゆる原料レベルのシリコンあります。
ジメチ・アモジ・シクロ・ポリコン・レジン化…それを単品・混合・複合の原料全部で29種類。
よく皆さんが耳にするのは直鎖状のジメチコンやアミノ変性のアモジメチコン辺りではないでしょうか?
で、新しい製品を幾つか試験的に作っているんだけれど、これにはシリコンを配合しようと思う…もともとシリコン否定派ではないしね^^;
ふと思ったんだけれど、いつからシリコンが悪者的な風潮が漂い始めたのかな?
・シリコンが邪魔でカラーの発色が悪い…
・シリコンが邪魔でパーマ液が浸透しづらい…
・シリコンで髪が傷む…
最近美容師さんのブログで…シリコン=悪…って構図よく見かけるようになりましたがそれって本当にシリコンが邪魔だったんでしょうか?
むしろシリコンを完全否定している方はシリコン原料単体で使用したことがあるのか?という疑問さえ感じます。
左:がホホバオイル
右が100万CSのシリコン
で、浸透させた上にカラー剤塗布した実験!!詳しくは→ シリコンが邪魔!?
※じつはこの実験にはひとつトリックがあって、あえてカラー剤が浸透しやすいタイプのシリコン使ったの^^;あんまりにもシリコン・被膜否定派からいろいろ言われたので悪戯してみたのは内緒のお話…。
何でもそうですが、シリコンでもポリマーでも被膜成分は使う人の使い方次第で良くも悪くもなるものだと思います。
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