カウンセリングをしていると…ピンク系カラーを苦手とするお客様の多いこと^^;
理由を尋ねると過去にビビッドなピンクカラーにされた経験で嫌になったというのが一番多い解答…
僕が思うにね…カラー剤を調合した美容師に原因があるのかな?…ってね。
カラー剤の調合は美容師さんの考え方や、メーカーの剤によって全然変わるから一概に言えたことじゃないんだけどね…
例えばバージン毛を8トーンに仕上げる場合…
多くの日本人は地毛が赤い色素を多く持っているので…色相上、アッシュやマットなどの補色関係にある寒色系のカラー剤を単品で染めてもそこそこ綺麗な寒色系ブラウンに染まる。
だけどブリーチなどしていてアンダートーンの赤味が削れていて黄色になっている髪に寒色系カラー剤を単品で染めると補色の赤味が無いので寒色系ブラウンを通り越してカラー剤の色味が前面に出てガチャピンカラーになってしまう^^;
じゃ、ピンクやレッド系のカラー剤はというと、地毛と同じ赤やピンクなど色相上同系色で染めてしまうとビビッドな色が出過ぎてしまうので、あえてブラウン系統のカラー剤や補色の寒色系のカラー剤などで赤やピンクの濃さを薄めたり、調和させたりする必要がある…
つまり…過去にビビッドなピンクカラーにされた方はアンダートーンを無視して染められてしまったわけです。
たぶん、アンダートーンやアンダーカラーを読まずに染めた結果がエグイ色味のピンクに仕上がったんだと思うわけです。
最近ではカラー剤一本で綺麗な仕上がり☆っていうホームカラー剤の様なサロンカラー剤が増えてきたので、普段そういうカラー剤で寒色系を使っている美容師さんがたまにレッド~ピンク~バイオレット系のカラー剤を使った時にはやりがちかも…
別にそういうカラー剤が悪いというわけじゃなくてね…
ただ、これだけピンク系カラーを嫌うお客様が多いとそういう風に勘ぐってしまうわけです^^;
僕はいつもアンダートーンとアンダーカラーの状態に合わせてカラー剤を2~3色を混ぜて調合します。
ちなみにブラウン系はあまり使いません。使ってしまうと同じ色味に仕上がりやすく、それこそホームカラー剤のような仕上がりになるので…むしろ色は混ぜることでブラウンが作れるのだから^^;
なので、2~3色混ぜて○○ブラウンを作ります。
今日はもうブログを書くのに眠いので後は簡単に><;
アンダーレベルはだいたい15~17くらい…アンダーカラーはマットアッシュ…
前回のマットアッシュが程よく残っているので補色やブラウン系を使わずに染めます…
ブラウン系を使うとカバー力が強すぎて透明感よりも深みが出すぎてしまうので、ピンクをメインにレッドとバイオレットでカバー力を調整します…
ブリーチ&矯正部分は吸い込み過ぎないようにクリア剤で薄めて30分放置…
柔らかなピンクベージュの完成♪
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