ノンシリコン・自然派・無添加信者…ちょっとこっちに来なさい!!~前編~の続き…
今度は前回のノンシリコンに付随してシャンプーの活性剤について少し…
市販の代表的な界面活性剤といえばラウレス硫酸Naとかラウリル硫酸Na…
他にはオレフィン(C14-16)スルホン酸Naなんか…これらは石油系合成界面活性成分と言われて…
シャンプー…ボディーソープ…洗顔剤…歯磨き粉…食器用洗剤…いろいろなところで使われます。
これら石油系活性剤は脱脂力が強すぎてダメージ毛には不向きな活性剤なんですね…ただこの石油系活性剤は値段が安いので低価格で商品ができる優れもの。
…たびたび自然派の人達に糾弾される活性剤ではありますが^^;
で、サロン専売シャンプーの多くはアミノ酸系界面活性剤がメインに処方されていて、適度な脱脂力に加えてシャンプーだけでも適度なコンディショニング効果が得られてカラーの色持ちを良くしてくれます。
ただし…アミノ酸系活性剤も立派な石油系合成界面活性成分ですので、自然派の人達から糾弾される!!…かと思いきやアミノ酸系はOK!という分けのわからない方もいます。
ちなみに自然派の人達が推奨するシャンプー剤の成分を見ると石鹸系の活性剤がほとんど…
代表的なところでいうと、水酸化Naとパラフィンや油脂を混ぜたものなんだけど…
これも厳密に言えば立派な合成界面活性剤だよ?
ただ旧指定成分が外れた成分だから…これは石鹸は合成じゃない!
って言いたいのかな?それとも昔ながらの活性剤だから?
※ちなみに一番色落ちしやすく毛髪にダメージを与えるシャンプー剤は石鹸系活性剤です…僕の経験上ね^^
石油系…アミノ酸系…石鹸系どれにしても合成界面活性剤であって自然界には界面活性剤は存在しません!!…乳化作用のあるレシチンやカゼインとかはあるけどね^^;
“じゃあ今まで自然派商品にこだわってきたけど騙されてきた?”
と聞かれたら…騙されてます!!と僕は言っちゃいます^^
そもそもが自然派成分=良い物という構図が可笑しいしね…
「天然のヒガンバナエキスを濃縮配合した美容液!!」
って言ったら良さげに聴こえない?あっ…ちなみに彼岸花は猛毒だよ@@;
でも石油由来の精製パラフィンは一般的に鉱物油とかミネラルオイルって言われるけど…口紅やワセリンとして普通に使ってるでしょ?
極論だけど石油も地球が一億年以上の時をじっくりとかけて作った天然成分だし…それこそドモホル○リンク○よりもじっくりと時間をかけてね(笑)
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