夏の暑い時期になると清涼感のある商材ってたくさん増えてきますよね?Cool系のシャンプーだったり、ボディソープに入浴剤e.t.c.…
お風呂から出てきても本当に涼しくて癖になっちゃう^^なんだけど…こういったジャンルのシャンプーは洗った後って、もの凄くギシギシになるんですよねぇ…。
「いつも使っているサロン専売品のヘアケアシャンプーにCool系があればギシギシ・ゴワゴワにならなくて済むのにねぇ…」
なんて感じたことのある美容師さん!!お客さん!!
コレです!!このひと瓶あればこの夏は乗り切れます^^そう…ハッカ油♪
このハッカ油をほんの2~3滴をシャンプー一回分の量に混ぜるとあら不思議!!立派なCool系シャンプーの出来上がり☆
いつものサロン専売品のシャンプーのクオリティーを保ちつつ、使用感は冷たくスースーします^^
ボディソープにも2~3滴で十分です。
ボディローション兼虫除けとしては…
・水100ml ・消毒用エタノール10% ・グリセリン3% ・ハッカ油1% の配合で簡単に作れます。
入浴剤としては10滴位…※入れすぎ注意…ってか危険!!調子にのって入れすぎると極寒の南極世界を体験することになりますので様子をみながら入れて下さい!!
ここからは美容師さん向けの内容です^^
ハッカ油には30%のl-メントール(C10H20O)分子量:156を含有しています。ハッカ油で冷たく感じる清涼感はこのメントールの効果なんですね。
このメントールが何故スースーと冷たく感じるかというと、皮膚感覚の一つ冷点をメントールが刺激して脳に「冷たい!!」という誤った反応が起こるためです。
また、逆のパターンとしてとうがらしの辛味成分カプサイシンは皮膚感覚の一つ温点を刺激し温かいという感覚を引き起こします。
ちなみにメントール30%含有したハッカ油ではなく、日本薬局方品の98%のメントールで使用するとき配合量制限があります!!つまり…ハッカ油も配合量次第では制限した配合量を超えると、薬事法に抵触する恐れもあるので注意が必要です。
確か…粘膜に使用されることがない化粧品のうち洗い流すものと粘膜に使用されることがない化粧品のうち洗い流さないものには7%まで、粘膜に使用されることがある化粧品は1%までの配合量制限があったような…なので使用する際は自己責任でお願いします。
こういったことって本当に怖いので、僕は使用するときは統一して上限1%にしてます^^;
なんにしても原料レベルのものを扱うときは成分濃度と特性をよく理解して使わないとね♪
ちなみにブログタイトル“+Cool(プラスクール)”って…ハッカ油にペリセアとL-アスコルビン酸を配合して“+Cool(プラスクール)”って商品名で販売しようとしたけどボツ企画にしたもの…だってメインのハッカ油はどこのドラッグストアでも500円くらいで販売してるから^^;
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