海水浴…ダイビング…サーフィン…海で遊んだ後の髪はゴワゴワになったりカラーの退色が起きやすい^^;どうしてゴワゴワになったり色落ちしやすくなるか…?
健康な髪はpH4.5~6.5という弱酸性なんですが、海水はpH8.0~8.5のアルカリ性です。
髪の毛はpH4.5~6.5の酸性域だとアミノ基“+”とカルボシル基“―”によるイオン結合(塩結合)が最も強力な状態にあり、また収斂作用によりキューテイクルが引き締まり毛髪内部の栄養分が流出しにくくなります。
ところがパーマ剤やカラー剤などに含まれるアルカリ剤によってpHがアルカリになるとこの“イオン結合”は簡単に切れ、また膨潤作用によってキューティクルが開き毛髪内部の栄養分が流出しやすくなります。
パーマ剤やカラー剤のダメージはこのアルカリの作用によって薬剤を浸透・活性化されることによってダメージが起きるのですが…。
要はpHがアルカリだと毛髪内部の栄養分が流出してしまうって事です。
また、海水は水道水に比べミネラル分が豊富なのですが、ダメージ毛はミネラル(遷移金属)を吸着しやすい性質があって特にCa+(カルシュウムイオン)を吸着します…そうなると髪質はゴワゴワ・バリバリになってしまいます…塩分により脱水作用も原因のひとつですが^^;
解りやすい?図がコレ↓
海水=ミネラル(遷移金属)吸着+イオン結合切断+アルカリ膨潤=退色、ゴワツキ、栄養分流出事件!!
おまけに紫外線も↓
紫外線=S-S 結合(シスチン結合)切断+タンパク変性+キューティクル剥離=退色、ゴワツキ、栄養分流出事件2
実は海は海水だけではなく紫外線との複合的なダメージが最大の原因なんですね。
なので海へ遊びに行く時はUVカットできるヘアオイルで保護してから遊びましょ♪
どんな商品かって?もちろん“ハホニコの16油”ですよ☆
でもそれだけでは万全ではありません…海から出たらリンゴ酢を3%混ぜた炭酸水をバシャバシャかけてください^^これで応急処置完了です。
リンゴ酢に含まれるリンゴ酸が海水にアルカリに傾いたpHを酸性に戻してくれます。また、炭酸水は毛髪内部の不純物をある程度除去する働きがあります♪
リンゴ酢はミツカンで^^;炭酸水はコンビニで売ってるので充分です!!
あくまでダメージを悪化させない応急処置なので、ちゃんとサロンでトリートメントしてみると良いですね^^
ではでは、夏をお楽しみ下さいませ。
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