カラー剤にジチオジグリコール酸を入れると質感がアップします。
何故でしょう(笑)?
いくら特許や論文調べても見つからない。。。
無いものは推論するしかないので僕なりの回答になります。
通常ジチオジグリコール酸は還元剤の反応調整剤として使われます。
WECOでは平衡反応の逆反応(バックリアクション)を起こす処理剤として発売しております。
①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR
②KSSR+RSH⇄KSH+RSSR
毛髪へ還元剤を塗布すると→へ反応式が進み、中間水洗で還元剤を減らすと←へ逆反応が起きます。
この時イージス(ジチオジグリコール酸4%)を塗布すると効率的に←への逆反応が進み、結果ミックスジスルフィドが減少し酸化時にSS再架橋率が高くなります。
ダメージ成分であるミックスジスルフィドが減ることでダメージそのものが減るので質感は悪化しにくく親水化を抑え、さらにSS再架橋率が高いため毛髪強度を維持したまま持続性のあるリッジが形成できます。
そんなイージス(ジチオジグリコール酸)ですが色々検証しているときになんとなくをカラー剤やトリートメント剤に添加して放置してみた結果…
ハリ艶がでて収まりが改善されました。特にブローの熱でより良い結果に。
なぜか?
とりあえず髪質改善する可能性(要因)をいろいろ考えてみた結果がこちら…
・フリーのSH基
・ミックスジスルフィド
・既存のジスルフィド再編成
この再編成を僕が勝手にシャッフル効果と言っているんですが(笑)
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続きはFacebookの非公開グループにて…
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