Wカラーでブリーチ後に色が入らなかった…という経験はありませんか?
ブリーチの強力なリフト力は過硫酸塩によるものでおきますが…
過硫酸塩は過酸化水素よりも強力な酸化剤だけにその攻撃性が酸化染料にも働き酸化分解をおこして脱染(色素分解)が起きます。
通常の酸化染料は過酸化水素の適度な酸化力で染料中間体とカプラーが酸化カップリング反応(酸化重合)によって発色しますが
この過硫酸塩が残留すると再酸化が起きて色素を分解・変色し結果発色を阻害し色味が薄くなります。
つまりWカラーの発色を正しく反応させるにはブリーチの過硫酸塩をしっかり除去する必要性があるわけです。
過硫酸塩は強力な酸化剤なので還元剤で酸化還元的中和処理をします。
標準酸化還元電位(E°)の比較では下記の様になります。
・過硫酸塩(酸化剤) E°+2.01v
・サルファイト(還元剤) E°+0.17v(逆反応により-0.17v相当)
※補足として還元剤の“強さ”は、E°がより負の方向にあるほど強い。
サルファイトは過硫酸塩のE°(+2.01V)との差が大きいため、十分に還元反応が進行します。
というややこしい前置きですが(笑)
実際どういう風に処理すればいいかというと…
ブリーチ流したあとにモンキーマジックローション(サルファイト)を4~5倍希釈したものを塗布して2~3分置きます。
たったこれだけ!!これだけでメーカーが設計した通りの正しい発色をします。
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