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縮毛矯正剤 チオグリコール酸 ジェルタイプの特徴

ハード系のチオグリコール酸縮毛矯正剤のリブラチオジェルが発売から2週間ほど経ちました。

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スペックは以前書いたとおり…

・チオグリコール酸7%

・アルカリ度7

・pH9

リブラシリーズお使いのサロン様からは早速感想を頂きました。

・良く伸びる。

・仕上がり柔らかい。

・他のリブラシリーズとのMIXで還元特性をコントロールしやすい…(特にジェル7+のチオグリセリンやジェル5の酸性チオで調整する方が多いです。)

と、おおむね好評を頂いています♪

リブラジェル9はもう必要ありませんね!!…なんてご意見も…確かに^^;

ではでは、チオジェルの特徴です。

まずは近年の大手サロンメーカーのハード系チオと比べてみます。

大手サロンメーカーのハードタイプと言えば…

チオグリコール酸11%のジチオジグリコール酸4%…アルカリ剤にはモノエタ系

還元特性と言えば、はじめガツンと還元してからジチオで還元作用を緩やかにして、後半はモノエタ系独特のpHを一定値でジワジワ還元する方法…

でも、この処方ってビビリのリスクは低減するかもしれないけど、深部の還元が甘くクセが伸びきらないってことないですか?

深部まで効かせようとすると、二次膨潤が行き過ぎて毛髪強度が極端にさがりません?

…っと、個人的な感想です^^;

リブラチオジェルは反応調整剤のジチオジグリコール酸も入れてなければ…

アルカリ剤にモノエタ系も使っていません。アンモニア水を使ってます。

いわゆる昭和な処方に近いものがあります^^

なので…

ジチオ入りに比べると短時間で深部へ向かって浸透拡散し還元します。

また、アン水の特性上時間経過とともに揮発し、還元スピードが急に緩やかになっていきます。

中間水洗すればモノエタ系と違って揮発性のアン水は残留の心配もありません!!…多少は残ってるかもね^^;

どちらもはじめはガツンと還元して後半緩やかに還元するのは似てるのですが、リブラチオジェルはアルカリ剤の残留が極めて少ないのが特徴です。

一剤にCMC類似脂質を10%添加すると還元剤の浸透促進し、CMCの流出を抑え硬質化を防ぎます…

また、中間処理にジチオジグリコール酸ローションAegisを塗布し1分以上コーミングするとゴワツキの原因であるミックスジスルフィドを低減し、S-Sの再結合率を高め、質感がアップします。

それと、ジチオジグリコール酸ローションAegis処理後に…羊&羽混合アルキルカチオン化ケラチンのAlice+CMC類似脂質を馴染ませコーミング&ドライすると柔軟性と艶感がさらにアップします♪

上記3つの処理をするとより柔らかでしなやかに…そしてツヤツヤの仕上がりになります。

では(´・ω・)ノ





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