とりあえず先日の矯正をアップ…
個人的に…アルカリを使わないで中性~酸性のチオグリコール酸やチオグリセリンの薬剤で癖を伸ばします。
そのときの基準は水を吸い込みやすい吸水毛かダメージによって親水化した毛質です。
もっとも、それでも伸ばしづらそうだな?と感じたときはアルカリハード系もしくはエステル系のスピエラやGMTを使ったり…
ちなみに↑のお客様は酸性チオのジェル5と中性チオグリセリンのジェル7+を1:1で調整した還元剤での仕上がり。
…なんだかんだ言っても、その辺は毛質や仕上がりの質感を考慮して…です。
ただ、極力エステル系やアルカリハード系を使わないのは…
アルカリは必要な場合でも必要以上には使用したくないというのと…
酸化エラーも避けたい…
というのが本音。
例えば…癖を伸ばしたときの仕上がりが同じストレートだとします。
で、①はちょうど良い還元…②は多少行き過ぎた還元。
見た目は①も②も同じ仕上がりのストレートでも2回、3回と繰り返し…その間カラーリングなどなど…
だけど1年2年と経過したときのダメージはどうでしょうか?
①はたぶんそこそこの毛髪強度は残ってると考えられるし、お客様も扱いやすいと思います。
②はどうでしょうね^^;もしかしたらビビリ毛一歩手前…非常に扱いにくいコンディションなんてことになっているかもしれません。
必要なときは必要なだけの還元力で伸ばす。で、必要ならエステル系やアルカリハード系を最小限に使う。
サロンワークレベルだと確実に癖を伸ばさなきゃいけないことは分かっていますが、そうなると確実な②になりがち…
僕も過去②をしていました。でも毛髪には限度があります。
経験上だけど、これ、①と②では時間が経過すればするほどにダメージ差が全然違います。
では(´・ω・)ノ
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