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還元剤の最適な中間処理とその理由。

2015年発売からあっという間に7年!!こちら→ジチオジグリコール酸ローション新・発・売!!

※現在は2500mlは廃盤で1000mlリフィルのみとなっています。

↑の過去記事にも記載してありますがまずはこちら…

①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR

②KSSR+RSH⇄KSH+RSSR

髪にRSH(還元剤)を塗布するとKSSK(ケラチン)が開裂しKSH(1/2シス)とKSSR(1/2と還元剤がくっついたミックスジスルフィド)になります。これが①式

さらに反応が進みKSSR(ミックスジスルフィド)とRSH(還元剤)が反応し(1/2シス)とRSSR(ジチオジグリコール酸)が生成されます。

本当は還元剤のpkaとイオン化によって髪の内部から洗い流すことが出来る出来ないの話が重要なのですが今回は端折ります(笑)

※詳しくはFacebook非公開グループの固定ページに記載してある~平衡反応のまとめ~を参照してください。

この①式は還元剤を塗布すると右へ反応が進み、ある程度進むと②式へ進みさらに右へ反応が進みます。

中間水洗を適切な操作をするとこの①と②の式は逆反応が起きてSS再架橋が起こりますが、現場のサロンでは非現実的な膨大な時間と水洗が必要になります💦

であれば中間水洗で起こる逆反応を強制的に促進させればいいわけで…

この最後の生成物RSSR(ジチオジグリコール酸)を強制的に増やせば中間水洗よりも効率的に逆反応を促進してSS再架橋をします。

※イージスには逆反応を素早く起こしやすい最適なRSSR濃度とpHを調整しています。

ただRSSRを増やすだけでは残留した還元剤(RSH)が悪さをするので、同時に残留還元剤をジチオ化させてダメージ軽減と再架橋を促進します。

使い方としてはシンプルで…

テストカール後に一剤と同量という少ないお湯で中間水洗し、一剤と同量のイージスを塗布して3分放置するだけで毛髪のSS再架橋を促進します。

テストカールが弱くクリープ促進したいときには中間水洗後に10分置いてからイージスを塗布します。

ただ中間水洗するだけよりも…

クリープ促進よりも…

高分子PPTやCMCを補うよりも…

イージスを使うことで毛髪そのものの持つ架橋性を回復させ効果的にダメージを軽減できるので現段階では最適な中間処理方法となります。





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