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縮毛矯正の中間処理~マニュアル編~

珍しく中間処理のマニュアルです。

処理剤が必要ない毛質もあれば必要な毛質もあります。

あくまでマニュアルなので、処理剤の特性を掴んできたら臨機応変に変化させてみて下さい。

毛質に応じて処理剤のアイテム足したり引いたり…

ただ、今回はベーシックということで…

①中間水洗後…

②SSS10倍塗布

③フォレシャンにCMCバブリングCR➡一度お湯を流してから

④ミラーズ1プッシュCRまた、一度お湯を流す

⑤ラメトリCR続けて五花オイル混ぜてCR

⑥セット面で再度、五花オイル塗布してドライ&アイロン

 

を、順に説明していきます。

① 中間水洗長ければ長いほどいいですが…とりあえず3分以上はすすいで下さい。

② SSS10倍塗布…アプリケーターなどに入れて温めておくと頭皮についた時ヒヤっとしなくていいのでオススメです。

根元から中間に塗布したら後は数回コーミングして1分程優しく揉み揉みします。

このとき少し軋みが出て来たらOKです。

SSSは髪を膨潤させてトリートメント成分を浸透させやすくします。

また、親水化した髪を疎水性の強いα型、φ型、γ型ケラチン3種を補給することで、髪を補強&CMCの定着性をアップします。

③ ②でSSS塗布したら流さずにフォレストシャンプーを重ねて馴染ませます。

こうすることで、SSSのケラチンとフォレストシャンプーの黒色成分(笑)

ヘマチンが架橋し、SSSが水洗で流出しないように固定します。

馴染ませたら、シャンプー台の栓をして流します。

溜まって薄まったフォレストシャンプーにCMC類似脂質を適量…だいたいスプーン一杯分くらい…この辺は一度やってみてからお好みで調整してください。

混ぜてチェンジリンスします。薄まったフォレストシャンプーの活性剤でCMC類似脂質を乳化して毛髪内部へ浸透させやすくします。一瞬で手触りが変わるのでわかりやすいかと思います^^

手触りが変わったら一度水洗します。水洗によって活性剤を抜くと乳化して浸透したCMC類似脂質が解乳化して毛髪内部にしっかりと留まります。

 

※③までで疎水性ケラチンとCMCの補給ができましたので、ここまでの手順ならカラーの前処理としてもOKです。

 

④次は毛髪表面に熱から保護するコーティングをします。栓をしてお湯を張ったらミラーズアリス1プッシュをチェンジリンスします。

※髪の長さ、量に関わらず1プッシュで充分です。

チェンジリンスすることで根元から毛先まで均一にコーティングします。

で、一度栓を抜いて溜まったお湯だけ流します。髪についたミラーズアリスは流さないように。

 

⑤ラメールトリートメントを重ね付けしたら、お湯を張りチェンジリンスしてください。

そのとき五花オイルを1プッシュ混ぜてチェンジリンス。

ミラーズの後にラメトリを重ねることでポリイオンコンプレックスの被膜形成します。

五花オイルは単品だと均一に定着しないため、ラメトリの活性剤の乳化作用を利用することで五花オイルが根元から毛先まで均一に薄く定着します。

 

⑥ セット面で五花オイルを再度塗布してドライ&アイロンまんまですね^^;

※ビビリ毛に準じる毛質の場合、アイロン終了時にこのまま二剤つけたらストレートの形状を維持できないときありますよね?

そんなときは再度五花オイルを塗布して厚めのスライスで構わないのでアイロンで熱を加えると多少改善してツヤツヤになります。

 

違う例えでいうと…

ヒレカツに塩振って、卵黄絡ませてパン粉つけて油で揚げる的なです(笑)

ただ、焼くとカリカリになるから、熱処理に耐えうるコンディションにするんです。

そうすると中はジューシーな仕上がりに♪

こういうと女性スタイリストは分かりやすいかな^^;

 

では(´・ω・)ノ





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