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似合わせは3つの目線をミックスさせること…と考えます。

どういうわけか、ケミカル中心のこのブログから初めて「似合わせ」というデザインについてデビュースタイリストさんから質問…というか、考え方を聞かれましたのでお答えします。

でも、僕に「似合わせ」を聞くって^^;

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似合わせってケミカルと違って目安となる数値を出せないので実際難しいことだと思います。

なので参考になるか分かりませんが…

僕がカウンセリングで重要なポイントとしてお客様にそれとなく聞くポイントは2つ…

・お客様の好み

・お客様の周りの人の好み

で、人によって様々ですが感覚的には3:7の割合でお客様の周りの人の好みを重要視します。

よっぽど人とは違うデザインを求めているお客様で無い限り、多くのお客様は周りからの評価を気にしているからです。

別にお客様を悪く言うわけでは無いのですが、仕上げの時点でお客様の希望通りに仕上がって喜んで頂いても、「後日周りから不評だった。お直しして下さい。」と言われたことは美容師さんなら何度か経験があると思います。

また、仕上がりに対して納得いかない様子のお客様も、「後日周りの評価が良かった。今回も前回と同じで。」ということもあると思います。

…こういうことはお客様に限った話しではなく、誰でも体験したことあるんじゃないかな^^?

とりあえずこの2点を抑えます。

ただ、この2点はあくまで一般のお客様目線であって、これだけでは「似合わせ」ではなく無難なデザインへの消去法でしかありません。

ここに美容師というプロならではの目線があって「似合わせ」だと僕は考えます。

まぁ、よくいう骨格に合わせたカットや…

パーソナルカラーなどでお客様をより魅力的にする色を使い、カットやパーマのデザインをより一層引き立てるデザインカラーなどなど…

まとめると「似合わせ」には大きく3つの要素…

・お客様目線

・お客様の周りの目線

・美容師目線

まずはお客様の希望を聞き、次に周りの人の様子を聞き、最後に美容師目線で提案をする…

そう、この3つの目線を上手くミックスすることが「似合わせ」なんじゃないかと僕は考えています。

もちろん全てのお客様に対してこの手順を踏んでいるわけではありませんし、人それぞれなので例えばお店の先輩や有名美容師さんの考え方をいろいろと聴いてみるのが良いと思いますよ^^;





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カテゴリー:雑感
2014.07.22

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