このブログの検索キーワードはクリープパーマがダントツ!質問などもやはりクリープパーマについてが一番多い…
実際サロンワークでもパーマ施術といえばクリープさせることが多い…
じゃあ、WECO BASEのパーマ比率は高いか?といえばそうでもない…
平均15%くらい…低いね^^;
何故かというと僕がパーマ施術を断るケースがおおよそ70%以上だから…
理由はいくつかあるけど一番はヘアカタログのパーマスタイルはコテ仕上げであるゆえに起きるパーマで作るデザインギャップ!!
いくつか質問を受けるなかで、「クリープパーマでコテのような質感がでない」という内容もあります…
コテは欲しい部分に必要なだけカールが作れるけど、パーマは欲しい部分にカールを作る過程で余計なボリュームも出るでしょ?
チオグリコール酸に比べればシステアミンなんかはウェーブギャップが少ないからまだ求める質感を創りやすいけど、やっぱり大きなカールはコテ仕上げだよね?
個人的には酸性チオからアルカリシスアミのW還元にクリープを組み合わせれば従来のパーマより確かにリッジが効いて大きめのカールはできる…けどレングス30cmの軟毛・細毛ロングヘアに38mmのコテ仕上げのような大きめカールはできません!!…できるのか?僕にはできない^^;
大きなカールのデザインをヘアカタで見つけてこれにしてください!って伝えても仕上がりはリッジが効いていないユルユルウェーブ…もしくは、細かいクルクルウェーブ…これじゃイメージと違う!!という経験のお客様は多いのでは?
クリープパーマが、いくらリッジの効いたゆるふわカールができる!とか、コテの様な大きめカール!とは言ってもデザイン的に無理な領域はあるわけだからその辺りは自分の技量とお客様が求めるデザインを熟慮し、3ヶ月先、6ヶ月先、1年先を見越したカウンセリングをしたいものです。
お客様がパーマ希望であっても、クリープパーマでも対応できない領域のデザインに対して無理に施術をすれば、それは従来のパーマに比べてダメージの少ないダメージパーマなのです。
…と、今日も自分へ言い聞かせるのでした。
前置きは長くなりましたが、今日はマルチセクションカットについて!!
ベースカット技法のひとつで、2つに分けると2セクションカット…3つ以上に分けるとマルチセクションカット…
マルチセクションでカットすることで、ベースカットの時点で無駄な量を大幅に調整できる=無駄なセニングをしなくていいので質感・艶感ともに良い状態をキープできる♪
しかもベースカットの時間は3~5分で十二分過ぎるので、質感調整にかける時間に余裕ができる^^
まぁ、僕の中では“工作カット”と呼んでますが^^;
バックは厚いので5つのセクションでネープ一段目から1cmずつ長めに重ねてカット、サイドは質感調整だけでも薄くなりがちなのでワンレングスで繋げる、あとはルーツセニングとストロークで量感と質感調整。
ちなみに僕の持論になりますが…カットがよければパーマ(コテ)は適当でも形になる!!そしてセニングシザーの質感は嫌い@@;
※適当っていい加減って意味じゃないので誤解しないように!
柄にも無くカットについて書いてみた^^;
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