夏の紫外線のせいでしょうか?
この時期になると、そこそこ退色して硬くごわついた髪質の方が多くいらっしゃいます。
今回は失われたCMCをカラー剤のアルカリによる膨潤を利用してトリートメント施術よりも毛髪深部へ浸透させて柔らかい質感に改善していきます。
秋っぽくベリー系の色味になるように…
根元10A(アッシュ):10W(ワイン) Oxy6% 毛先8A:8W Oxy3%
WECO CMCを10%
自然放置30分
WECOのCMC類似脂質は柔軟作用のあるパルミトレイン酸・オレイン酸・パルミチン酸を高含有した脂質で構成されています。
健康な毛髪はこれら脂質が詰まっており、薬剤施術などで脂質が流出し、艶が無くなりゴワツキの原因になります。
では、疑似成分を浸透させれば?ということでCMCの出番です。
前処理で使用するのもアリなのですが、前処理で分かりやすい効果が出るのはブリーチ毛ほどのダメージの時です。
通常であればカラー剤に5~10%ほど混ぜるほうが効果的です。
…
カラー後には丁寧に乳化して、ゆっくりアルカリを抜いていきます。また、ダメージの原因である残留過酸化水素をフォレストシャンプーで綺麗に除去♪
からの…
アリス→ドライ→ミラーズ→チェンジリンス→ラメールTr→仕上げにウルティアオイル
これで幾分かダメージの進行を抑えれます。
仕上がりはふんわり柔らかな質感になりました♪
お客様へ…良い状態の髪質を維持するためのアドバイスとして39度以下のお湯で洗うようにお願いしています。
40度を超すお湯でシャンプーすると脂質の抜けが早く、また退色も早くなるためなるべくぬるま湯で洗うようお願いしますm(__)m
では(´・ω・)ノ
こちらから24時間何時でも簡単に予約できます→ネット予約
美容師友達募集中→Facebook