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疎水性低分子φ型ケラチン

12月に入り急に寒くなってきましたねぇ…美容師は体が資本です!!御身体には気をつけて下さいね!!今日はファイマックスー750の宣伝です☆

PPT処理剤にはシルク、コラーゲン、ミルク、コンキオリン、大豆、小麦などいろいろ種類がありますが、毛髪の補修に最適なのはケラチンです…というのも当たり前ですよね?毛髪がケラチンで構成されているんですから^^;

なのでケラチン以外のPPT処理剤は脇役です…確かにケラチンには無い質感でツヤのシルク、コンキオリン、保湿のコラーゲン、ミルクとかありますが、毛髪の補修においてケラチンに勝るものはありませんからね♪だからと言って毛髪補修を効率良くするにはケラチン単体で使用するのではなく組み合わせも重要ですが^^;

で、その毛髪補修の主役ケラチンといっても何種類もありますが…サロンワークでは主に一丸ファルコスのプロティキュートとWECO BASEオリジナルのファイマックスー750を使用しています。理由はこちら→理論武装最前線

そう、毛髪は本来疎水性なのですがダメージによって親水性になってしまうから疎水性ケラチンの補給が必要なのです!!なのでプロティキュートシリーズなのですが^^;

そのプロティキュートを作るとき、羊毛を加水分解してはじめに非結晶性マトリックスケラチン(γ型)を取り出します…いわゆるアニオン性γ型高分子ケラチン(Hガンマ)ですね。さらに化学修飾によってアルキルカチオン化(CガンマとCガンマ12の2種類)ができます。

で、マトリックスケラチンを取り出して残ったものを尿素やSLS、ラウミノプロピオン酸Naなどの界面活性剤で溶解した結晶性フィブリルケラチン(α型)2種類が取れます。

プロティキュートシリーズはどれも20.000以上の高分子であるから疎水性でいることを保つことができ、親水化したダメージ補修にとても有効なのが解ると思います。ですが高分子であるだけに毛髪深部への浸透性だけでいえば低分子ケラチンの方が有効ですが、問題なのは加水分解による低分子化に伴う親水化です。

羊毛ケラチンは20.000以下の分子量に加水分解していくと疎水性から親水性に性質が変わっていきますので、親水化したダメージ毛に親水性低分子ケラチンを補給しても補修能力にはあまり期待できない以上にカラー剤やパーマ剤などの薬液を阻害します。

分かり易く言えばダメージ毛に対してダメージさせたケラチンの補給ですからね^^;

ここで、WECO BASEオリジナルPPT処理剤のファイマックスー750の紹介です。

原料が水鳥の羽毛由来のケラチンPPT処理剤…原料の水鳥の羽毛は疎水性というより撥水性なのです。それを分子量:750という低分子量まで加水分解しても羊毛の様に親水性にならず疎水性を保てるのが特徴です。

毛髪深部への浸透性の良い低分子ケラチン(分子量:750)でありながら疎水性を示すケラチン!!

しかも、マトリックス(γ型)とフィブリル(α型)の両方の性質を兼ね備えたφ型ケラチン!!

さらに、酸処理することによって分子量:750から約24.000へ高分子化!!

施術の際にγ型とα型どちらを使用するか判断のつき難い髪質や、しっかりと補修しながら強度は欲しいけど、仕上がりを重くしたくないスタイルにオススメな軽~い仕上がりの疎水性低分子φ型ケラチン…ファイマックスー750でした^^





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