最近縮毛矯正の酸化に銅クロロフィリンを使った技法で賛否両論ありますが…
酸化効率がよくなる!…とか逆に過酸化でダメージ与える!などお互いの主張が荒れていますね💦
なので順序立ててみてみましょう。
銅クロロフィリンは確かに過酸化水素を分解除去します。
フェントン反応といって銅クロロフィリンの構造中に銅があって、この銅が金属触媒として働き
Cu⁺(銅)+ H₂O₂(過酸化水素) → •OH(ヒドロキシラジカル)
上記の様に過酸化水素を分解してヒドロキシラジカルを発生させます。
このヒドロキシラジカルは攻撃性の強い酸化種で…
本来であれば2剤専用に調整された過酸化水素で還元状態のシステイン同士を穏やかに酸化してシスチンに再結合させるのですが…
酸化中に銅クロロフィリンを混ぜてしまうと強力な酸化力を持ったヒドロキシラジカルが発生してシステインをシステイン酸へ酸化させ不可逆なダメージ成分へと変えてしまいます。
またフリーラジカルチェーンと言ってダメージの連鎖反応が起きてダメージが広がっていきます。
シャンプー台でカラーオキシ6%薄めてチェンジリンス。そこに銅クロロフィリン混ぜてチェンジリンスで酸化OK!!…って、次回来店時のお客様の髪パサパサしていませんか?
この方法は過酸化状態になりやすいので髪質によっては次回来店時かなりダメージが進行しやすい傾向にあります。
また本来SS結合で安定させるところシステイン酸に変化してしまっているので形状が安定せず後日癖が出てくる可能性もあり、またシステイン酸へ変化しているのでこの酸化法を繰り返すほど還元剤が効かない髪質へ変化していきます。端的にいえばビビリやすくなります。
では銅クロロフィリンは使えないのか?というとそんなことはありません。
酸化剤を水洗した後に銅クロロフィリンでチェンジリンスすれば残留した過酸化水素を効率よく除去しながらケラチンタンパクを補強します。
たしかに理論上ではヒドロキシラジカルは発生しますがダメージ閾値を超えるほどは発生しないので残留した極低濃度の過酸化水素であれば体感的にダメージを感じることはないレベルかと思います。
あとヘマチンもほぼ同じ様に考えて頂いて大丈夫です。
というのも弊社では高濃度ヘマチンシャンプーで後処理を兼ねていますので。
まとめると…酸化効率の為に銅クロロフィリンは推奨しませんが、酸化後の低濃度に残留した過酸化水素除去には有効です。
ちなみに…過酸化水素除去の完璧な方法があるのですがミスると逆にダメージ出るので細かい条件はFacebookの非公開グループでまとめます。
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