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ビビリのメカニズム

弊社協賛の日本毛髪ケラチン協会から新しい動画を配信しました!!

まずはこちらをご覧ください。

動画制作にあたり代表理事の細田さんが間違いや語弊がないよう入念にリサーチ&検証していますが…僕もささやかながらアドバイスをさせて頂いております。

配信前に動画内容についてやり取りするのですが、僕も伝えたいことを思いつくとついつい寄り道派生して話したくなってしまうのですがそれを動画に盛り込むと話の内容が広がり過ぎてしまうので(笑)

ここからは別視点で説明していきたいと思います。

動画内で「マトリックスの規則性が不可逆的に壊れる」というワードが出てきますが、これを水が浸透する順に説明していくと…

① 一次膨潤(アルカリのみ)キューティクルが開きCMCが水を含むようになります。
→ 適度なら“浸透の準備段階”
→ この段階ではビビリはほぼ起きない

② 二次膨潤(アルカリ+還元剤)SS結合が切断され内部構造が緩むことでさらに膨潤が進みます。
→ 膨潤が進みすぎると分子間が離れすぎる!!

ここがビビリ危険ラインに近づきます。

・一次膨潤よりも二次膨潤のほうがより分子同士が遠すぎて酸化時に再結合できない箇所が増える
・還元状態のシステインがSS再結合せずそのまま酸化され不可逆なシステイン酸へ

この上記2つで起きるのが架橋不足による強度低下とビビリ・チリつき原因になります。「マトリックスの規則性が不可逆的に壊れる」とは具体的にこういうことです。

つまりビビリの多くは「膨潤のコントロールミス」が原因になります。

では…具体的にどのようにコントロールすればいいか?

①髪質に合った薬剤選定

②プレックス剤の使用

③水分コントロール

④アイロンワーク

この4つがポイントになります。

①は言わずもがな髪が耐えれないpHを使うと過膨潤を引き起こします。ダメージ部分はジェル5(酸チオ)やジェル7+(中性のチオグリセリン)やジェル7(システアミン)とハードチオを割ってpHを抑えた選定もしくは、スピクリーム(用事調整済みスピエラ)やSPI22(スピエラ22%)グリコ(GMT80%)など酸性域でエステル還元など膨潤を必要以上に起こさない。

②分子間が広がり過ぎるのでSS架橋以外のプレックス剤で分子間が離れないようにする…ケブラリンク(ケブラチョタンニン18%)やマルチアシッド(レブリン酸、マレイン酸、リンゴ酸、酒石酸、ファイバーハンス)マレン(ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール5 0 %)など添加。

③アイロン前の水分調整は水分が無いと残留還元剤の熱活性が低くなり癖が伸びず、逆に多すぎるとビビリやすくなる。これは水分が加熱時に蒸気へ変化する際に体積が1600~1700倍に瞬間的に膨張するためダメージ毛だと耐えきれず壊れます。

④アイロンワークは温度に関しては上記③と重なりますので割愛します。他にはテンションの掛け具合です。テンションが強いと本来近くで再結合できるSS架橋部分が縦軸に強く引っ張られることで間延びしてしまい結果的に架橋不足でビビリが起きます。

※最後にお願いがあります!!

動画が面白いと感じたときは「いいね」や「チャンネル登録」をしてもらえると大きなモチベーションアップや活動の励みになりますのでよろしくお願いいたします!





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