弊社協賛の日本毛髪ケラチン協会から新しい動画を配信しました!!
まずはこちらをご覧ください。
動画内での説明通りCMCも水を通す場所、通さない場所があります。
で、動画内ではキューティクル間キューティクル(外側CMC)とコルテックス間コルテックス(内部CMC)の図がありましたが
キューティクル間コルテックス(界面CMC)もありその図が下記になります。

毛髪表面のキューティクルは水を弾き疎水性を保ち、内部は水を通す親水性…正確にいえば疎水性でもあるので両親媒性ではあるのですが基本どの部分が破壊されても困る(笑)
薬剤を通すためには一般的にはアルカリ膨潤させるためこのアルカリの乳化作用によりCMCが溶け抜けて本来の疎水性を少しずつ失っていきます。
では具体的にどんなCMCが溶け抜けていってしまうかというと…
ヒト型セラミド、コレステロール、各種脂肪酸e.t.c.です。
この3つで形成される保湿がラメラ構造というものなんですがこれが破壊されることで疎水性を失い親水化していきます。
ダメージを受けた髪はCMCを失い、薬剤浸透性や手触りが悪化したりホームケアでは退色やダメージの悪化の原因になるのですが…
破壊失ったものは補修しなければなりません。もちろん元の構造に戻るわけではありませんが疑似的に健康毛に近いコンディションにすることは可能です。
ということで少しCMCについて深掘りしていきます…
まずは核となるセラミドが骨格を作り、その周りをコレステロールで流動性を作り整列させ、脂肪酸がその隙間を埋めてラメラ構造を形成します。
弊社ではTHE CMCとhハイドロシフターというCMC処理剤がありますが…
この2つ細かく言うとTHE CMCは脂肪酸、コレステロールをメインにヒト型セラミドを配合し、下記図の様にキューティクル間キューティクル、キューティクル間コルテックス、コルテックス間コルテックスに必要なセラミドを健康毛のバランスに近似するように過不足なく各種配合しています。
| セラミド | 主な位置 | 役割 |
|---|---|---|
| 1 (EOS) | キューティクル外層 | バリア・ツヤ |
| EOP | キューティクル最外層(EOS強化版) | 超バリア・疎水回復・ツヤ核 |
| 2 (NS) | 全体 | バランス |
| 3 (NP) | 中間〜内側 | 水分保持 |
| NG | 中間〜内部 | 保水・柔軟・浸透性 |
| 5 (AS) | コルテックス内部 | 柔軟・保水 |
| 6Ⅱ (AP) | 全体構造 | 配列・修復 |
ハイドロシフターはというとTHE CMCにトステア、ファイバーハンスといった骨格を補強する補修成分を加え持続性のある特性を与えています。
※正直なところハイドロシフターは成分ではなく一定のミセル臨界崩壊における解乳化を引き起こす特殊な乳化技術の賜物なので成分分析かけて同成分を配合しても同じ結果にはなりません(笑)
話し逸れましたが💦この2つ分かりやすく例えるとオイルとグリスの様な関係でオイルは浸透性いいけど切れるのが早い、グリスは持続性があり切れにくい。
といった感じで
THE CMCは前中間処理向きで薬剤の邪魔をしにくい
ハイドロシフターは中間後処理向きで質感上げ向けという処方となっています。
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