弊社協賛の日本毛髪ケラチン協会から新しく動画配信しました!
毎度毎度ですが詳しくは動画を見てください(笑)
ここでは派生したちょっとしたお話をします。
動画内でもCMCは薬剤の通り路と説明している通りなんですが…
よくカラー剤で「15分とか30分放置してください」という記載を見たことがあると思います。
細かくいえば過酸化水素濃度で反応は変りますが、それは置いといて単純に薬剤の脱色や発色の反応時間が完了することを意味しています。
では還元剤もおなじか?というと少し違います。
還元剤はまず浸透拡散→そしてSS結合と出会って初めて還元作用が始まります。
効率よく浸透させるにはpHをアルカリにします。そうすると髪は膨潤し還元剤が浸透拡散しやすくなります。
あるあるなのが還元チェックで軟化してたのに癖が伸びないという問題です。これって膨潤はしてるけど還元が不十分なんですよね…って
ん~言語化するって難しい(笑)
髪って人それぞれだし、同じ人でも毎回条件は変ります。
単純にダメージ毛へスーパーハードだと髪に対してアルカリが強すぎるため過膨潤を起こします。するとビビリのリスクが跳ね上がるため強制的に水洗しなければなりません。
ではそれで還元したのか?というと時間が短いと十分還元ができておらず伸びない…もしくは後日バックウェーブが発生します。
ではしっかり還元するにはどうすればいいかと言えばアルカリ控えめにpHを落として、その分放置時間を長く置いて均一に還元させます。
動画内で短時間であればCMC部分に水分が満たされるまで10分と説明されていますが、ではマトリックス部分まで水分を満たすにはどれだけ時間がかかるかというと30分です。
もちろんこの30分にも毛髪科学者のあいだで諸説ありますが…
僕はこの30分に現場感覚としてあっているのでかなりの精度であっていると支持します。
というのも僕はむかしから薬剤は基本30分置くんですね。
これは経験則からでた答えで例えば矯正だと30~40分置いた方が綺麗に癖伸ばせてかつダメージが少ない、またバックウェーブという癖戻りも起きないんです。
もちろん30~40分放置するので世間一般の薬剤スペックより1~2段落とした薬剤スペックとなります。
ちなみにスピエラやGMTはエステル還元剤といってアルカリで膨潤しなくても浸透拡散する還元剤です。
スピエラはむかしからよく即時還元と言われますが、僕は即時浸透だと考えています。だって20分放置したほうが確実に癖の伸び方が綺麗なんですもん(笑)
GMTは還元剤の特性上30~40分置くことでGMTの加水分解が進み還元作用が起きます。短時間ではGMTの加水分解が不十分で還元不足&酸化エラーを起こしやすくなります。
というわけで還元剤は30分は余裕で放置できる選定をオススメします。
最近時短矯正が流行りですが、この還元時間を時短するのであれば従来のアルカリ矯正で還元時間を設計します。その代わり十分な還元の見極めがシビアになり+酸性矯正でお馴染みの水分コントロールが必須となります。
この辺りは実際見てもらったほうが誤解がないのでリアル講習会で…
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