弊社協賛の日本毛髪ケラチン協会から新しく動画配信されました。
動画内でも説明した通りキューティクルの多層構造により剥がれた18MEAの下から新しい18MEAが現れます。
ただし…無限に出てくるわけではありません。髪質にもよりますが5~10枚ほどといわれています。
その前に18MEAとは?
毛髪のダメージを語るとき「ケラチン」「CMC」「キューティクル」などはよく登場します。
毛髪表面のコンディションを考えるなら、もう一つ知っておきたいのが18-MEA(18-メチルエイコサン酸)です。
18-MEAは毛髪表面に存在する脂肪酸の一種です。
単純に髪に油が付着しているわけではありません。18-MEAは、キューティクル表面のタンパク質とチオエステル結合によって結びついています。
細かく言うと…
「髪に油を塗った状態」ではなく「髪そのものに結合した表面脂質」
ということになります。
また18-MEAの仕事は「撥水」だけじゃありません。
18-MEAには毛髪表面を疎水化する働きがあります。
しかし、それ以上に面白いのが摩擦を減らす働き!!
健康な毛髪ではキューティクル表面の18-MEAなどによって髪同士や髪と指の間の摩擦が抑えられています。
なので18-MEAが減少すると…
疎水性低下
↓
摩擦増加
↓
絡まり・引っ掛かり
↓
キューティクルの物理的損傷
という悪循環につながります。
「手触りの悪化」は単純に「髪の内部が壊れた」だけではないのです。
ではなぜ18-MEAは減るのか?
カラーやブリーチ、パーマなどの化学処理によって18-MEAとタンパク質を結びつけているチオエステル結合が切断されます。
チオエステルはエステルの仲間なので、アルカリ・水存在下では加水分解を受け得ます。
さらにカラーやブリーチでは酸化反応も加わるため、18-MEAの減少だけでなく毛髪表面のシステイン残基が酸化され、システイン酸などの親水性部位が増加します。
つまりダメージ毛では…
18-MEA減少
+
表面タンパク質の酸化
↓
毛髪表面の親水化
↓
摩擦増加
という変化が起こります。
では、一方的に減少して手触りが悪化していくこと止めることはできないのか?
というとお馴染み洗い流さないオイルトリートメント…シリコーンオイルです。
間違えないでほしいのがシリコーンは18-MEAそのものを復活させるわけではありません。
ですが…
摩擦を低下させる
撥水性を付与する
表面を滑らかにする
ことで、18-MEAが失われた毛髪表面の機能を外側から補助・代替してくれます。
言い換えるなら、
18-MEA=毛髪が本来持っている天然の表面潤滑システム
シリコーン=外側から補助する人工的な表面潤滑システム
という感じになります。
おすすめはもちろん六花オイル✨
シリコーンオイル主体に毛髪の脂肪酸と馴染みのよいオーガニックオイル、抗酸化性の高いアスタキサンチンや毛髪補修効果の高いメドウフォーム-δ-ラクトンを配合して自然な艶感を与えながら摩擦を減らし髪を紫外線や物理的なダメージから守ります。

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